こんにちは、大阪の豊中でスタイリストをしている河野です。
今回はsalomee配信58・59回目の内容です。
今回はUVカットのお話をさせていただきましたが、日焼けってあまりいいイメージないですよね?
まさしくなのですが、日焼けをするとお肌と同じで髪もダメージを負います。
じゃあ髪がダメージを負ったらどうなってしまうのか?という疑問があるかと思います。
少なからず身に覚えがあるのは
・退色が早くなった。
・乾燥してバシバシ
・手触りが悪くなった
だと思います。
髪も日焼けをするとお肌がパリッとするのと同じで、カシっとした感じになると思います。
これが日焼けをして乾燥した状態と、それによって手触りが悪くなった状態なんですね。ダブルできてます。
髪の毛はタンパク質で主にできていますから、過度にもしくは熱が当たり続けている状態ですとタンパク変性という状態が起きます。
これは何かといいますと、タンパク質は熱にあたると固まる性質を持っているため、なめらかだった手触りが固くなることでざらついてしまったように感じるんですね。
柔らかみを失って固くなった髪・乾燥してしまった髪は自己再生能力が髪の毛自体には存在しませんので、保湿のものを使ってあげるなどの、外からのケアをしてあげる必要が出てきます。
こうなってしまう前にしっかり予防をしてあげましょう。
次に、退色(色落ち)が早くなった。
まず、紫外線にあたると変色を起こします。つまり色あせた状態になってしまっているということです。だから退色していくという至極簡単なお話なんです。
わかりやすい例でいくと、日当りのいい場所に写真を置きっぱなしにしていると日焼けして黄ばんでしまったり、写真の色が薄くなってしまったという経験をされた方は多いと思います。
それが髪の毛でも同じ状態を生んでいるということですね。
これが特にハイトーンカラー(シルバーやホワイト・グレーなど)をされている方は顕著に感じやすくなります。
せっかくブリーチをいっぱいして、時間をかけたのにそれがものの数日でなくなってしまうなんてこんな悲しいことはないですよね。
これらのお悩みは、まず自衛するということからスタートさせれば少しずつではありますが、解決することができます。
日焼け対策に代表的なのは帽子・日傘などがあげられますが、帽子だと暑くて蒸れるし一度被ったら脱げないというデメリット・日傘だと道を歩いていると通りすがりにぶつかったりコンパクトには行動ができません。なにより片手がふさがるし置き忘れなんて悲しい結末もあったり。
実は盲点ですが、日傘で上からの紫外線は防ぐことができても地面から照り返してくるため実は日焼けが防ぎきれないのです。

ここで配信でもご紹介させていただいたUVカットスプレーの出番となります。
髪にも使える全身用のものとなります。
最近は髪にも紫外線対策を謳っている広告などが当たり前になってきていますよね。そんな流れからニーズも高まっているのもあり、髪にも使えて当たり前な感覚になっている方も多いと思います。
メーカーさんによってはつけてべたついてしまうものもあったりしますのでテスターを使ってみてなど、一度試してから自分で使いたいですよね。
今回配信の中でご紹介した「ハレマオ」というUVカットスプレーは、もちろんヘア商材を扱っているメーカーさんの出された商品ですので、髪がべたつくなどの不快感はありません。
ただ、実際に使ってみましたが逆に少し粉っぽく感じるなという使用感でした。
お肌にも使えて手軽に紫外線対策ができるというのは大きなメリットですね。
詳しく気になる方はぜひ配信をご覧ください。