こんにちは、大阪の豊中でスタイリストをしている河野です。
赤みを打ち消したい。
これは最近定番になりつつある万人共通のお悩みなような気がします。
赤みやオレンジみは、施術の際に直接お話しさせていただいたことのある方は多いと思うのですが、アジア人のもっているメラニンの色の構成が赤みが詰まって黒に見せているために色落ちすると、ベースの赤みが浮かび上がってくるような感覚なので致し方なし。ということになってしまうんですね。
この赤みやオレンジみを抑える・もしくは出にくくするための方法として
・ブリーチをして赤みやオレンジみを削って黄色ベースに寄せることで赤みが出ない状態にする
・赤みやオレンジみを抑えつつベースの明るさを引き上げて濃い赤みやオレンジみをわかりにくくする
・ダブルカラーなしで赤みやオレンジみの反対色になる色を濃くのせてしまう
・ハイライトを細かく入れてやんわり赤みやオレンジみを削りながら打ち消す
このあたりを推奨しています。
今回ご紹介のスタイルでは、三番目のダブルカラーなしで赤みやオレンジみの反対色になる色を濃くのせてしまう方法をつかっています。
では早速
このように茶髪特有の赤みやオレンジみが出てきている状態でした。
ここに濃く色をのせます。
しっかり時間を置いていきます。
流して仕上がるとこのようになります。
比較するとわかりやすいです。
今回は緑系（いわゆるマット系といわれるアッシュの仲間）にして、赤みを消してほしいがご希望でしたのでそんな感じの仕上がりにさせていただきました。
今後も同じ系統の色味で続けていくとより赤みを抑えられることができますので、色落ちの時に赤みの出方が変わってきて少しづつ変化が見られるようになってきます。
そんな変化を楽しめるカラーもまた一興です。
カラーで毎日をワクワクに過ごせる日々を体験しに来てください。
