こんにちは、大阪の豊中でスタイリストをしている河野です。
ここ最近更新していて思います、ほんっとハイトーン希望される方多いですね!?
今回もタイトルに書いてますからそんなスタイルのご紹介なのですが、今回は第一歩となっております。
今までのカラー履歴が今後を左右するハイトーンにおいて、アジア人がもつ赤みのメラニンはもちろん、濃い色に染められていた残留色素は本当に大敵なんです。(特に市販の黒染めと6番以下の白髪染め‼‼)
今回のお客様のケミカル履歴をざっくりと公表します。
・縮毛矯正
・濃い色の白髪染め
たくさんなくたってこれだけの履歴を見ればやっべぇことはよくわかります。
初めはブリーチなしのダブルカラーで徐々に赤みをなくしつつ透明感のある色に近づけていきましょう!と進めていたのですが、やはり色々とやってみたくなっちゃうんですよね。
わかります、私も様々にやりたがりなので毎月来られている方は髪の色が変化していることに気づかれている方が多いはずです。
そんな余談はさておき。
やはり髪色を好きに変化させたいのであればそれなりのリスクだったりなんだりがあるわけなのですが、今回は毛先をグラデーションにして最終的にはシルバーやブルーにしたいということですので、ブリーチ必須案件になったわけです。
最悪傷みきったら切ればいいじゃない発想でいらっしゃったことも後押ししてくれまして、遠慮なくブリーチを使わせていただきました。
状態としてはこのようなベースです。前回ベースを作っているのでほんのり明るい感じになっています。
ここに毛先部分はブリーチを、他の部分は前回同様ブリーチなしの土台作りをしていきます。
濃い色のカラーの蓄積は時間を置けど置けど取り去るには限界があります。
髪自体は上記通りの薬剤履歴があるのを踏まえて、負担をなるべく少なくしていくために今回はブリーチ1回でいきます。濃い色のブリーチ後はこのように、どうしても濃い赤みが強く出てきてしまいます。
毛先部分は乾かした状態で色を塗っていきます。乾かしてもここまでの明るさになっています。
ブリーチ初回の今回は、無理をして淡い色をのせたとしても赤みが勝ってしまうため変な色になってしまいます。そのためしっかり目に色をのせていきます。
そうして仕上がったのがこちらです。
毛先はプラチナっぽさを表現することができました。色味は赤みが入っていることもありますので、どちらかというとミルクティな仕上がりになりました。
回数を重ねていくと、ブリーチでより赤みが削れて黄色のベースに近づいていきます。
ハイトーンはやはり継続が大切!