【脱 白髪染め】豊中で濃い色の白髪染めをやめて外国人風ベージュにしていく方法1

カラーチェンジをお考えの方

こんにちは、大阪の豊中で美容師をしている河野です。

今回は白髪染めをやめておしゃれ染めに移行していきながら、外国人風ベージュカラーにしていきたい!
というお客様の施術を4本立てでお送りしたいと思います。

まず前情報として、こんな履歴をお持ちです。

・白髪がしっかり染まる濃さの白髪染め
(サロンとセルフを2~3週間おきに1回)
・毛先にはたまにカラートリートメントでセルフカラー(コンブ系のよく耳にするものです)
・イメージを変えたくなり、他サロン様でハイライト施術
・もっとイメージを変えたくなり、セルフブリーチ(部分的)

さぁ、まずは何処がどうなっているのか粗出しする必要がありますので早速ブリーチからしちゃいます。

その前にビフォーの姿

こちらを強さの違うブリーチを使って、どんな色素が潜んでいるのか粗出ししていきます。

こんなにホイルまみれになると頭ちょっと重たいかもです。
しかしダメージ度合いが場所によって違うため、区別なく同じように強い薬剤を塗ってしまったら間違いな弱っている髪は切れるか溶けますので、このようにしております。

一定時間置いて流したらこんな感じでした。

このように、
・ピンクで囲んでいる部分はハイライトの履歴

・紫は特に濃い赤みの残留がある場所

・青はオレンジ系に抜けた場所

・オレンジは残留が重なってより濃くなっている場所

・黄色はカラートリートメントで重ねていて残留がとれない場所

となっております。
黄色部分に関してはとれるまでに時間が相当かかります。
もしくは残留が取れる前に切ってなくなっていく方が早いかもしれないくらいです。

今回着目するのは毛先の1番濃い残留がどれくらいあるかです。
それによってこの日に仕上げる色味が決まってきます。
そんなわけで上からカバーのオンカラーを。

この時は根元に白髪染めを使っています。
これ程の赤みをカバーしようと思うと、全体を濃いめ(=暗め)の色味で仕上げる必要があります。

初回の仕上がりはこちらです。

なんとか毛先を縮れさせることなく仕上げられましたがギリギリです。
ダメージがかなりあるため、中間で毛髪強度アップのトリートメントを挟んでもこのようになります。
質感が良くなるまで挟み続けて3回転くらいはせめて必要かなと思いました。

ご来店時と比べると見た目の色の濃さはありますが、少し透け感が出ましたね。
次回はこちらの第2弾です。