こんにちは、大阪の豊中でスタイリストをしている河野です。
今回のスタイルは、アジア人特有の赤みを消したペールサクラブロンドに憧れた方の紹介です。
ご希望は言わずもがな。
お悩みは
・特有の赤み
・毛先のギラつき
・根元の暗さ
これらを解消しよう!ということでさせて頂きました。
が、
めちゃムズいがなこれ!!!!
シンプルやけどそれが1番難しいです。ハイ。
シンプルイズディフィカルト
もはや合言葉。
そんなわけで出来上がりはこちら。
ご要望のひとつに、「根元からグラデーションになっているのは好みじゃなくて、根元から全部同じトーンになっていてほしい。あと濃い目に入れるのはヤダ。」
とありました。
これが特段難しいです。
特にハイトーンでそろえるのは難しい部類に入ります。特にペールカラーでとなるとそもそも色が持ちません。
薬剤の取り扱いはいろんな意味で勉強になりました。
今後メキメキ研究せねばと思わせてもらえたモデルレッスンでした。
IXCHELに来てから技量を上げるためもあって募集に応募してくださったモデルさんをさせていただき、ちょこちょこレッスンをしていますが
今回のモデルさんの施術をしながら、アシスタント時代に初めての全頭ブリーチをさせていただいたモデルさんのことを思い出しました。
もう数年前の話なのですが
めっちゃ若い、いわゆるギャルと呼ばれる部類に入る方でしたが
希望は全頭ブリーチしてペールトーンのベージュアッシュにしたいと、写真を見せてもらった記憶がまだ覚えているレベルで頭に残っています。
もちろん当時勤めていたサロンは今のようにカラーに特化したサロンではなく普通にサロンでしたので、今のようにカラーに対しての深い知識や対応できるような臨機応変さみたいなものは持ち合わせていませんでしたから、どえらい時間がかかってめちゃくちゃ大変で正直しんどかった記憶しか残っていないのです。
ブリーチの混合比や塗り方も知らず、ただブリーチを塗れば金髪になるということしか知らないレベルでした。
普通に考えてヤバかったですが、やらずして成長はありませんからね。
見てくださった先輩はもちろんレッスンですから、携帯片手に監督されるだけでした。
一人で頑張ったというどっときた疲労感にさいなまれながらも、大好きなカラーなのでもっとうまくなれるように頑張ろうと思った濃いレッスンだったことを、今回のモデルさんで思い出させていただきました。
めでたく次回以降はお客様としてお越しいただけるのでめっちゃめっちゃ頑張ろうと思います。
終わったら出し尽くして息がきれるくらいの頑張りで挑もうと思います。
カラーでワクワクな毎日を過ごしていただけるように今日も頑張ります!
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