こんにちは、大阪の豊中にあるRe:tleで美容師をしている河野です。
今回はやむを得ず自宅でのカラーが続いてしまい、白髪もいたちごっこ。
そんな状態を脱するためのスタイルのご紹介です。
白髪染めなんだけど白髪染めの薬剤は使わずに染めています。
これがこだわり!
ビフォーから
パッと見は暗くしていたであろう茶髪の濃い部分と表面の明るいブラウンがいてて、2枚目のようにトップは白髪比率高めです。
白髪を染めるではなく、白髪はぼかすという発想で染めます。
まずはブラウン特有の赤みが不要なためブリーチからしていきます。
ベースにムラがあるため、場所によって塗る薬剤の強さを変えます。
ブリーチ後の状態。
束で引っ張り出して色を見てみると中間から毛先までの部分がオレンジっぽく残っています。
これは、ダークトーンや濃い染料が取り去れないで残ってしまっている為起きる現象です。
厄介なのは、1回では取り切れず回数をわけて徐々になくしていくことが得策です。
髪に負担かけすぎず進めていくのが綺麗な色を表現できます。
ここに、まずは赤みを打ち消しながら白髪はぼかせるように調合した薬剤を塗っていきます。
完成はこちら!
動きが出るとこんな感じに。
白髪染めらしからぬ仕上がりに、ツヤのある髪に変身!
この色味はひとりひとりの髪の状態によって表現出来るニュアンスが違います。
ベースによって仕上がりはもちろん左右されていきますが、近いものにすることは可能です。
色落ち後も楽しんで頂けるため人気のカラーとなっています♪
白髪もオシャレに染めたい方、1度ご相談下さい!